2022.04.23

【最新版】認知症になりやすい「意外なクスリ」を実名公開する…!睡眠薬や、ぜんそく薬も

週刊現代 プロフィール

「抗コリン薬とは、細胞から細胞への情報の伝達を担うアセチルコリンという神経伝達物質の働きを抑制する薬品です。

アセチルコリンの重要な機能の一つが、記憶にかかわる情報を伝達することです。この働きが抑えられることで、記憶障害が起こり、レビー小体型を含む認知症を引き起こしてしまうのです」

また、アセチルコリンの働きが悪くなることで、思考力が低下するせん妄といった症状も引き起こされる。そのため、検査を受けた際に認知症と診断される危険性を高めてしまう。

医師と相談してやめる

実は、抗コリン薬はパーキンソン病などの治療薬に限らず多くの用途で使われているため、意識しない間に服用していることがあり要注意だ。

例えば加齢とともに悩まされる人が増える、過活動膀胱の治療に使われるオキシブチニンや、ぜんそく治療薬のイプラトロピウムといった薬も抗コリン作用を持つ薬の代表格である。

 

「過活動膀胱の治療薬は、膀胱ではなく末梢神経に作用することで尿意を紛らわしています。こうすることで、膀胱に尿をためることを可能にしているのです。しかし、薬の服用を続けることで、末梢神経のほか脳神経などの中枢神経へも作用し、意図せずアセチルコリンの働きを阻害してしまいます。

胃薬として使われるH2受容体拮抗薬のファモチジンや抗アレルギー薬のフェキソフェナジン、胃腸鎮痛鎮痙薬として使われるブチルスコポラミンなども抗コリン薬となっています。そのため、長期間服用すればせん妄を引き起こしてしまい、認知症の原因になります」(西井氏)

SPONSORED