認知症を防ぐ「意外な食べ物」13品を大公開!カレーやヨーグルトも効果が

DHA入り青魚だけじゃない
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遠藤氏は「同じく久山町で取られた統計によると、大豆製品を多く口にしていた層も認知症の発症リスクが低くなっている」とも指摘する。

これは、大豆に含まれるチアミンという成分が、神経伝達物質であるアセチルコリンの材料となるからだ。アセチルコリンの量が増えることで、認知機能を高める効果がある。

チアミンは豆腐や納豆といった製品にも含まれるが、どんな料理にもかけることができる手軽さを考えると、きなこを摂るのもいいだろう。特におすすめできるのはトーストにまぶしたり、牛乳に混ぜて毎朝の朝食に取り入れることである。朝食はたんぱく質が不足しがちになるため、たんぱく源としても活用したい。

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少量であれば、ビールも記憶機能の改善に役立つと解説するのは、米山氏だ。

「ビールの原料であるホップに含まれる苦み成分のイソα酸が、脳内で老廃物の除去を行うミクログリアという脳細胞を活性化させるのです。

ミクログリアはアルツハイマー病の原因となるアミロイドβを取り除く働きもあるため、一日に1缶(350ml)程度なら認知症の予防効果があると考えられています」

また、レバーに含まれる脂肪酸であるアラキドン酸が、加齢により衰える学習機能を向上させるという研究報告もある。免疫機能を高める効果もあるため、週に一度は口にしたい。

(2)の食品は、脳内に蓄積されるアミロイドβの排出を促す働きが期待される。
食品機能学の専門家で、愛知学院大学で特任教授を務める大澤俊彦氏はこう語る。

「黒ゴマに多く含まれるゴマリグナンという抗酸化成分は、脳細胞へのアミロイドβの凝集を防ぐ効果が確認されています。

また、ゴマはそのままではなく、すりつぶしてから口にすることで吸収効率が高まります。すりゴマを青魚の刺身に振りかけて食べることで、ゴマリグナンと同時にDHAとEPA(エイコサペンタエン酸)も摂取することができるのです」

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