認知症を防ぐ「意外な食べ物」13品を大公開!カレーやヨーグルトも効果が

DHA入り青魚だけじゃない
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複数の研究者がアルツハイマー病の治療薬のもとになると考え、注目している食材もある。

「シークワーサーに含まれるノビレチンという成分が、記憶に作用する脳の神経細胞を活性化させるのです。また、この成分はアミロイドβの脳への沈着を防ぐことも確認されています。

マウスにノビレチンを投与する実験では、海馬の神経細胞を成長させ、学習能力を高めるという結果も確認されています」(遠藤氏)

最後に紹介するのは抗炎症作用を持ち、血管を健康に保つ働きを持つ(3)の食品である。

 

東京メモリークリニック蒲田で院長を務める園田康博氏が語る。

「抗炎症作用を持つ食品としては、ポリフェノールを多く含む緑茶や高カカオのチョコレートが知られています。

最近は食べる機会が減っていますが、実は米ぬかも炎症を抑え、血管を丈夫にするフェルラ酸という成分を含んでいます。玄米をそのまま食べてもいいですし、ぬか漬けを口にすることでも摂取できます」

冒頭では青魚の持つ効能に触れたが、赤い身を持つ海産物も強い抗酸化作用を持っている。

サケの身やイクラの赤い色素成分であるアスタキサンチンも血管に作用し、動脈硬化を防ぐ効果があるためだ。これはエビやカニといった、甲殻類にも豊富に含まれている。

ここで紹介した食品を積極的に口にすることで、認知症のリスクから身を守りたい。

日常生活の意識をちょっと変えるだけで認知症の発症リスクを下げる方法はまだまだある。引き続き『誰にでもできる「究極のボケ防止」8つの項目…大切なのは「マルチタスク」だった』でそれをお伝えする。

『週刊現代』2022年4月23日号より

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