誰にでもできる「究極のボケ防止」8つの項目…大切なのは「マルチタスク」だった

認知症予防には、DHAを含んだサバやイワシなどの青魚がよいとされているが、じつは、それ以外の食べ物にも効果があるという。その食品を『認知症を防ぐ「意外な食べ物」13品を大公開!カレーやヨーグルトも効果が』で紹介した。引き続き、日常の意識をちょっと変えるだけで発症リスクを下げる方法をお伝えする。

計算能力は衰えやすい

「認知症予防に最も有効な方法は、脳と身体を同時に使った『マルチタスク』です。例えば、散歩で足を動かしながら、季節の花を観察する。簡単な作業2つを日常生活に無理なく落とし込めばいいだけです」(脳神経外科医で菅原脳神経外科クリニック理事長・菅原道仁氏)

いくら認知症予防になるといっても、辛くて面倒では、長続きしない。重要なポイントは「マルチタスク」、つまりは「ながら作業」だ。

これを実行すれば効率的に脳を刺激することができる一方で、失敗した場合は気負わずに再チャレンジすればいい。専門医らに取材し、ひとりで気軽にできるマルチタスクによる8つの「ボケ防止テスト」を表にまとめた。

ひとりでできるボケ防止テスト
 

まずオススメしたいのは、散歩をすることだ。

「血圧が上がらない程度に無理のない歩行を行うと、脳内の血流が良くなります。小間切れでかまいませんので一日8000歩を目指してください。歩幅を広くして、早足で歩くことを心がけるといっそう効果的です」(菅原氏)

そして、散歩をしながら、道ですれ違う車のナンバープレートにある4つの数字をパッと記憶し、頭の中で足し算して、答えを声に出してみてほしい。例えば、「24−23」だったら、2+4+2+3で「11」となる。

認知症専門医でひろかわクリニック院長の広川慶裕氏が解説する。

「計算能力はかなり早い段階から少しずつ衰えてしまうので、脳機能全体のバロメーターになります。また、計算能力を鍛える問題は、難しい必要はなく、2ケタより1ケタの計算のほうが脳を活性化させるというデータがあります。足し算が簡単すぎるなら、左から引き算や掛け算することにアレンジして、難易度を調整するといいでしょう」

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