2022.04.29
# 不動産

32歳子持ち主婦の生活を「崩壊」させた、賃貸マンション「1階の部屋」の問題点

生活サイクルが滅茶苦茶に…
小島 拓 プロフィール

しかし光希さんは、早くも引越しの翌日からこの選択を後悔することになる。例の“ツツジの小道”に面する部屋は家族の寝室としたのだが、実はこの道は、近隣住民の“駅への抜け道”として使われていたのである。

とにかく人通りが多いんですよ。それも朝早くから終電間近の時間まで。通勤時間はヒールのコツコツ音がけっこう響くし、自転車の通る音もすごく気になる。ただ私たちも使っている道なので、『通るな!』とは言えないですが………。

いちばん困ったのが子どもの生活サイクルへの影響です。それまでは21時には寝て7時ごろ起きる、というサイクルだったのですが、窓の外に人の気配が現れ始める5時ごろに起きるようになりました。主人は6時に起きて7時ごろ仕事に行くので、それまでは主人が家を出てから子どもが起きて、お世話をして……というので無理のない流れでした。

でも子どもが早く起きてきたら、面倒を見ながら主人の朝のしたくまで手伝えないですよ。朝はすごくバタバタするし、夜も終電まで人通りがあるので、子どもが夜中頻繁に起きてしまうようになって……」

夜間にたびたび泣き出し、5時には覚醒するお子さんの世話をするのは、基本的に光希さんひとりだ。それにくわえて、平日はずっと仕事で忙しいご主人の朝食の支度、洗濯、掃除、夕食の準備……となると、かなりハードではないだろうか。

Photo by iStock
 

「それに、睡眠時間がしっかりとれていないせいだと思うんですが、子どものグズグズが明らかに増えたんです。朝5時に起きるときも、自分から覚醒するのではなく周囲の雑音がきっかけで無理やり…という感じですから、だいたい泣きながら起きてくるんですよね。

しばらくは泣き止まないから抱っこしてやるんですが、泣いている本人が眠そうなんですよ。そんな状態で主人が起き出して、機嫌が最悪な子どもを抱えて朝食の支度というのは、本当につらいです。

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