「旧姓併記」を使えるところ、使えないところ

-AD-

今のところ、プライベートでも旧姓は使い続けている。これまで登録した分のものは、問題なく使えている。Amazon、ホットペッパーなどなど。保険証、マイナンバー、メインバンクと保険のみ名義変更をした。私がやったのは、そのうち半分だったが手続きが苦手な私にとっては苦痛で極まりない。

マイナンバーは、旧姓併記できると聞いていたが、併記どころか新姓が下の方にちょこっと加えられただけ。大した変わりはなかった。

海外で活動するために、銀行でローンを組むためになど、改姓してしまうと旧姓が意味をなさなくなるものは、まだまだある。日本語のマイナンバーカードに書かれた旧姓併記は、海外では一切意味を持たないし、パスポートは戸籍名にしなければならず、海外で名前が2つあると言っても理解をしてもらうのは難しい。

こうして選択的夫婦別姓がないことで苦しむ状況の改善は、私たちが悩んだときから一年経っても、終えられていない。

私の場合はそもそも仕事で使っている通称が戸籍名でないということも大きい。しかしこれから先、旧姓で問題なく過ごせるのにも限界がありそうだ。

結婚、夫婦にまつわる社会通念が嫌だっただけ。

私の場合、旧姓を言い続けてきたおかげで、ひとつの人格を得た部分が大きい。今は、バービー、笹森花菜、パートナーの姓と3つの名前を使えるのはラッキーだ。

結婚記念日につーたんがバイトリーダーを務める「ツタニズム」が開店。おいしい料理のフルコースでおもてなしされた。写真提供/バービー