2022.05.02

「リボ払い」を使いすぎて、家計が「破綻」してしまった43歳主婦の悲劇

意外な「落とし穴」が潜んでいる

テレビのCMやダイレクトメールなどでよく見かける「リボ払い」。月々の出費を低額に抑えられる反面、仕組みを理解して利用しないと支払いが追い付かなくなり、大変な事態に陥ってしまいます。

リボ払いを活用していた上野洋子さん(43歳・仮名、以下同)もその一人でした。三人の息子を抱えて生活費や教育費用の支払いに追われていたところ、リボ払いに出会って何度も利用していたことは【前編】『43歳主婦が青ざめた…「リボ払い」を使って驚いた「高額の支払い」』で紹介したとおりです。

その後、53万円という予想外の繰越残高を目にして目を疑った洋子さん。その原因になったのは、彼女の「ちょっとした行動」でした。ファイナンシャルプランナーの長尾真一氏が、実際に相談を受けた事例をもとにリボ払いの「落とし穴」について解説します。

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残高が50万円を超えてしまったワケ

自分ではそんなに使ったつもりはなかった洋子さんでしたが、冷静に振り返ってみると、思い当たることもありました。数ヵ月前まで、洋子さんはリボ払いの設定金額を月に8万円にしていました。ところが次男の高校進学前後に何かと出費が増えた際に、8万円の支払いがキツくなったため設定額を5万円に引き下げたのです。

それが原因で、繰越残高が急激に増えていったようでした。また以前は現金で支払っていたお店でも、ここ数年はキャッシュレス化が進んだことでクレジットカードが使えるようになりました。最近ではほとんどの買い物をクレジットカード払いにしていたため、リボ払いで支払っている額もますます増えていたのです。

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