2022.05.02

やらないと家族が「大迷惑」…死ぬ前に必ずしておくべき「簡単手続き10」

ついつい先延ばしにしがちだが…
週刊現代 プロフィール

家族間で情報共有をしておくべきなのは、投信や株も同じだ。夫の死後、妻が投信や株を相続するには、原則夫と同じ証券会社の「妻名義の口座」を開設しておかなければならない。

「妻が投資初心者なら、投信や株を相続してもどう運用すればいいか途方にくれるでしょう。夫と(5)いま持っている投信と株の全体像を把握しておくべきです」(阿部氏)

家族が存在を知らなければ相続されない

(6)持っている不動産をすべて紙に書き出すことも、忘れてはいけない。自宅以外にも、二束三文で買った山林や、相続した不動産を持っている人は意外といる。もし家族がその存在を知らなければ、不動産は相続されないままになる。

実はこれまでなら、それでも大した問題はなかった。土地や建物には所有者等を記録した「登記」というシステムがあるが、相続後に登記を変更しなくても「所有者不明」で放置されるだけだった。

 

ところが昨年、密かに法改正された「新ルール」によって常識は一変することになる。

「'24年4月から登記の変更が義務になるのです。相続した土地を3年以上登記していないと、最大10万円の罰金を科されることが決まっています」(税理士・橘慶太氏)

理想をいえば、登記変更自体が大変な手間なので、不要な不動産は手放しておきたい。まずは所有する不動産をリストアップして、今後やるべきことを把握しよう。

自分自身の歴史も遡って(8)生まれた場所の戸籍謄本を取るところまでやっておく。結婚や引っ越しで本籍地を動かすと、新たな「戸籍」が作られる。こうして増えた戸籍謄本のすべてが、相続手続きでは必要だ。

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