フリーアナウンサー中村仁美さんのFRaU Web連載「騒がしくも愛おしい日々」(毎月1回・第1水曜日更新)。さまぁ~ずの大竹一樹さんとの結婚後、母として、妻として、そして一人の女性として、感じたこと、考えたことを、中村仁美さんならではの目線で綴っています。

今回は、中村さんが子供の頃に抱いていた「3」という数への恐怖心を振り返りつつ、子供が「3人」で遊んでいる時の様子やエピソードをきっかけに感じた、人間関係の難しさや子供たちの成長、どんどん大人になっていく3兄弟の息子くんたちへの想いなど綴っていただきました。

中村さんの今までの連載はこちら

-AD-

子供の頃は「3人」で遊ぶのが怖かった

久々のお弁当ディ。三男もほしがり、朝ごはんをお弁当箱に。写真提供/中村仁美

“3”はマジックナンバーだと言われています。
人間は“3”という数字に対し、安定感を抱いたり、丁度いい!と感じるそうです。
2では足りない、4では多すぎる。
3つの具体例を挙げると説得力が増す、とも。
世界三大料理、御三家、三位一体、オリンピックのメダルも金銀銅の三種類、などなど。世界中を見渡しても、確かに“3”に纏わるものがあふれています。

そんな世界の感覚とは逆行するかのように、子供の頃の私にとって、“3”は不穏なイメージでした。

理由は、奇数より偶数が好き!だったことや、1位は無理でもせめて2位に入りたい!とか……。でも一番の要因は、お友達と“3”人で遊ぶことにいつも緊張感を覚え、好きではなかったから。

どうしても2対1の構図になりやすく、ややもすると自分がその1になって疎外感を味わうことが多かったからです。
だから3人と聞くと、始まる前からモヤっとしてしまう。
中学生になり、周囲も自分も成長したからか、知らず知らずのうちに3人で行動することに抵抗がなくなり、気が付けば、寧ろ今は3人が心地良いとも感じられるようになりました。

同じように子供3人を育てる、ミキティとあかねちゃんと…笑いが絶えません! 写真提供/中村仁美

みんな幼少期は多かれ少なかれそんな経験をしているんじゃないか、と思っていたのですが、長男はお友達とよく3人で遊んでいます。
近所の3人組、クラスの3人組、一緒に登校する3人組、等々。

当初、親の私が少しだけドキドキしていたのですが、長男を見ていると、この幼少期の“3”に対するマイナスイメージは、私だけかも?と感じるほど、彼は3人で遊ぶことに抵抗はないようです。