JAXURY委員会がファッション、美容、宿泊、インテリア、ライフスタイル、器、飲料、茶菓子……オールジャンルから選定した「JAXURY アワード」を開催。今の世界にとってJAXURYなブランドの素晴らしさを知る喜びは、本当に送りたい毎日を、生活を、人生を改めて発見するきっかけになるはずです。
今回は、職人技が光る9ブランド、一澤信三郎帆布、エントワフェイン(シノナグモ)、イエローズプラス、アイヴァン、カルチェグラム、前原光榮商店、土屋鞄製造所、アヤメ、シャルマンをご紹介します。
そもそも『JAXURY』とは?
FRaUが発信する、世界に誇れる日本の美しさ「JAXURY」を徹底解説!
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「一澤信三郎帆布」
帆布鞄
希少な製造直売で100年続く鞄作り

京都・東山のお店のすぐそばにある工房では、戦前からあるミシンを使い、デザインの発案、裁断、縫製に至るまですべて職人の手作業により作製。素材選びから製作、お直しまですべてがここで完結する「製造直売」のかたちを守っている。使用される綿帆布、麻帆布はすべて特別に織られ、染められたオリジナルの生地。100年以上変わらない「手間ひまを惜しまない」もの作りは、職人が帆布と真摯に向き合うことで完成する。
「エントワフェイン(シノナグモ)」
佇まいに美しさをもたらす帽子
風になびくリボンは自由な大人の女性のシンボル

帽子が日常に根付いているヨーロッパで幼少期を過ごしたデザイナーが、そこで見かけた大人の女性に憧れ、2019年に生まれたのがシノナグモ。今後はオートクチュールラインとして継続し、2022年春夏より新たに誕生したのが、プレタポルテラインのエントワフェイン。シノナグモ同様、日本人に似合うよう、顔にかかる陰影の美しさや目元が隠れるバランスにこだわったワンランク上の帽子を展開。