2022.05.18
# 勉強

「9浪早大卒」が8浪までやっていた、真似してはいけない「ダメ勉強法」3選

僕の失敗を「反面教師」にしてほしい
濱井 正吾(9浪はまい) プロフィール

「一冊の参考書を完璧に」は本当か?

・一冊の本を完璧にする

「いろんな参考書に手を付けるのではなく、一冊の参考書を完璧にしろ」

これは私が受験勉強を始めるにあたって、色んな先生に教えられたことです。

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私は律儀にこの言いつけを守り、最初に購入した参考書を何度も繰り返し続けました。

その甲斐あってか、1浪~2浪(18歳~19歳)の2年で、最初の“succeed”と“accomplish”すら分からなかったターゲット1900 (第4版)、速読英熟語で出てくる単語・熟語の95%以上はすぐに意味が出て来るようになり、龍谷大学の編入試験で合格するレベルの英語力を身につけることができました。

しかし、私はこの成功体験を過信してしまうことになります。

「受験のやり方はより詳しい人に委ねればいい」と考えて思考を放棄した私は、3浪目以降、以前にも増して同じ問題集を繰り返すようになりました。参考書によっては何年もかけて60周したことがあります。

量は膨大だけど、これさえ覚えられればいつかはいずれの科目も完璧にできるようになるだろうと思っていました。なにせ、これで偏差値40の高校を出た自分が龍谷大学に入れたのだからと。

しかし、この判断は完全に失敗で、私の学力の向上を妨げる要因となってしまったのです。

「一冊の参考書を完璧にする」の格言は「教科書の内容がある程度頭の中に入っていること」が前提のアドバイスです。

教科書の基本的な内容を授業でさらっていない状態では、参考書をやったところで、劇的な効果は望めません。なぜなら、参考書は教科書でやった内容を理解しやすいように細かく説明しているに過ぎないからです。

高等学校の内容で未履修の分野がある私が一冊の参考書を完璧にしたところで、理屈を覚えていない文法や長文読解、理数科目は参考書と同じ問題しかできないので応用がきかず壊滅的な成績でした。

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