2022.05.07

地方移住先で「上から目線」を炸裂させ、地域で嫌われる「都会からの移住者」の残念な実態

泉谷 勝敏 プロフィール

「田舎は移住者を受け入れない」という前に、まずは移住者が移住先のことをしっかりと理解するべきだ。田舎を自分のために用意されたテーマパークのように思い、地域住民に対し、自分を楽しませるキャストのように接するのではなく、自分自身の暮らし方を田舎に合わせることによって、ありのままの田舎を楽しんでほしい。

 

地方移住を失敗しないためには

よく言われるように、「閉鎖的な田舎」「移住者に厳しい地方」というのも、実際にあるにはある。移住者に対し、「どうして不便な田舎に移住してくるのか」と思う人は少なくない。移住者が少ないまちでは特にその傾向にある。なので、閉鎖的なまちを選ばなければよい。選ばないようにするためには、移住する前に何度も足を運べばよい。しかし、その時間と労力を惜しむ人が驚くほど多い。おそらく都会の引っ越し感覚なのだろう。

また、年齢を重ねるにつれ、平和な日常に変化を求めない、変化を恐れるようになる人は多い。これは自分自身に置き換えて考えれば理解できる心理だろう。誰だって、得体の知れない人が隣に引っ越してきて、勝手気ままに振る舞えば、文句の一つも言いたくなる。それは過疎に直面し、地域住民を増やしたいと考える田舎だって同じである。これに関しては、閉鎖的云々ではない話なので、誰にでも理解できる心情だろう。

インターネットで検索すれば、地方移住に関連したサイトがたくさんヒットする。それらを見れば、移住者誘致に積極的な自治体や団体というのがわかるはずだ。それらである程度候補地をピックアップし、窓口担当者と会話をすれば、足を運ばずとも情報収集ができ、さらに絞り込みができる。

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