2022.05.16
# 日本株

バフェット流投資術とは「原理原則」と「現実」の歪みを見つけること

ただし吹き飛ばされるリスクにはご用心
大原 浩 プロフィール

安全余裕率とは

それでは、「安全余裕率」をどのように算定するのであろうか。

まずは「本質的価値」を算定する。この聞きなれない「本質的価値」の意味については、2019年2月27日公開「2019年版『バフェットからの手紙』が教える長期投資の極意」2ページ目「自社株買いの基本スタンス」など多数の過去記事で触れている。

ただし、バフェットが算定する(個別企業の)本質的価値と、長年の相棒で、バークシャー・ハサウェイ副会長であるチャーリー・マンガ―が算定する本質的価値さえ同じになることがないと述べている。

 

逆に言えば、この本質的価値の算定が投資の核心であり、この正確さが投資の勝敗に大きく影響を与えるということだ。

バフェットは、この本質的価値を上回る株価では投資に踏み切らない。ただし、現在のバフェットが本質的価値を算定し「適正株価」を見積もるときには「10年後、20年後の企業の価値」も織り込むからその点には注意が必要だ。

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