2022.05.11

独裁者はこうして民衆を「洗脳」する…プーチンが仕掛ける支配体制の「衝撃中身」

いまだに国内の支持率が高い理由
週刊現代 プロフィール

「プーチンは主要なテレビ局を国営化し、『ソ連時代は良かった』『スターリンは優れた指導者で、粛清は自業自得だった』という認識を広めました。そして国民がプーチンを、偉大なソ連時代のロシアを取り戻した英雄として崇拝するように仕向けたのです」(国際政治学者のグレンコ・アンドリー氏)

プーチンは'00年の大統領就任後、新しい国歌を制定した。これも実は「ソビエト連邦国歌」の旋律を復活させ、新しい詞をのせたものだった。

あらゆる独裁者の悪い意味での”良いとこ取り”をした独裁者、それがプーチンだ。では、支配体制の終わりはいつやってくるのか。

 

最も有力なのは、プーチンの病気が悪化して幕引きとなるシナリオだ。パーキンソン病、甲状腺がん、胃がんなどの体調不安説が浮上している。

「スターリンが病気で倒れた際は、側近たちがあえて医者を呼ばなかったという説もあります。プーチンの病状が悪化すれば、消極的な形であれ、周囲が権力奪取に動き出す可能性があるでしょう」(グレンコ氏)

『週刊現代』2022年5月14・21日号より

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