娘が主役に抜擢されたママ友の「勝ち誇った顔」が忘れらない…「バレエ教室」で起こった壮絶すぎる大騒動
仲良し3人組のお友達同士で、小学校1年生の子供をバレエ教室に通わせることにしたママ友たち。最初は“お友達と一緒だと安心”と考えていたものの、子どもたちのバレエの実力差が露わになるにつれ、ママ友同士の間に微妙な雰囲気が……。
後編となる本稿では、3人のママ友間のトラブルが、やがてバレエ教室全体を巻き込んだ大騒動となった実際の事例について紹介します。
【前編】子どもの「バレエの発表会」で、“主役の座”をめぐって起こったママ友たちのヤバすぎる「抗争」
発表会の配役が発表されると、まさかの…
小学校1年生女の子の仲良しママ3人組で入ったバレエ教室の発表会配役決定の日。わが子の配役を楽しみに発表を待つのが本来の姿なのですが、Aさんはそれどころではありません。
「Bさんの子どもが主役なら、Cさんは辞めてしまわないだろうか」
「Cさんの子どもだった場合、Bさんは子どもにキツくあたるのではないだろうか」
そして、もうひとつ大きな問題がAさんの心に暗い影を落としていました。それは、母親同士のいざこざが子ども達にも波及しているのではないかと感じることが多くなっていたことです。
BさんとCさんが距離を置いてからも、しばらくの間、子ども達は3人で仲良く過ごしていました。しかし、ここ最近は3人バラバラで過ごすことが多く、自分の子どもも「バレエ教室、あまり楽しくない」というようなことを口にするようになっていたのです。

いよいよ発表の時。全員が固唾を飲んで見守る中、主役の座を勝ち取ったのは、一番運動が苦手だったCさんの子どもでした。
「Cさんの、あの勝ち誇った顔は忘れられません」
Aさんは嘆きます。同時にBさんの子どもは号泣し、それを見たAさんは「私がバレエ教室の話なんてしてしまったから、自分のせいだ」と自分を激しく責めました。みんな一緒だったら楽しみも倍増するだろうと期待していたのに、まさかこんなことになるなんて…。