驚愕!「肉は身体に悪い」の大きな勘違い…健康な人が選ぶ「部位」と「焼き方」

週刊現代 プロフィール

「タンパク質を身体に吸収するには必須アミノ酸が必要となります。食材にいくらタンパク質が豊富にあっても、必須アミノ酸が少なければタンパク質の吸収率も低くなる」

食材のタンパク質の吸収率を測る指標として、近年注目されているのが、「消化性必須アミノ酸スコア」だ。タンパク質がどのくらい消化されやすいかを総合的に判断し、数値化した指標である。

例えばとうもろこしだと、この数値が「42・4」で、良質なタンパク質として知られる大豆が「99・6」だ。これに対し、牛肉は「111・6」と、さらに上回る。豚肉は「113・9」、鶏肉は「108・2」と肉は種類を問わず数値が高い。健康に不可欠なタンパク質を効率良く摂るにはやはり肉がいちばんなのだ。

そうは言っても、若い頃とは違って肉をもりもり食べる気力が湧かない、という人もいるだろう。しかしその食欲不振をも、肉が解決してくれる。

食欲の低下は身体的不調だけでなく、精神の問題に起因しているケースが多い。特に精神を安定させる効果があるセロトニンが加齢により減少してしまうと、食に対する意欲を失うと同時に生きる気力もなくなり鬱々としてしまう。肉はそんな状況も打開する。精神科医の和田秀樹氏が言う。

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「精神を安定させるセロトニンの分泌を助けるトリプトファンという成分があります。肉はこのトリプトファンを非常に多く含み、メンタル面にも好影響を与える食べ物なのです」

最近食欲がなくなったという人はあえて肉を意識的に摂ってみよう。気力が湧き、食欲不振の改善も大いに期待できる。

肉を食べたいという食欲は健康の証だ。エベレスト最高齢登頂記録を持つ登山家の三浦雄一郎さん(89歳)は、大のステーキ好きで、80代に入っても行きつけの店に通い、1kgのステーキを平らげる習慣があったという。

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