驚愕!「肉は身体に悪い」の大きな勘違い…健康な人が選ぶ「部位」と「焼き方」

週刊現代 プロフィール

いつまで経ってもエネルギッシュな人は「元気だからもりもり肉を食べられる」のだろう。一方でその裏返しで、「肉を食べるから元気になれる」とも言える。肉食こそ健康長寿への近道なのだ。

肉に含まれるコレステロールを心配する人もいるだろうが、問題ない。それどころか、シニア世代にとってコレステロールは頼もしい味方である。和田氏が言う。

「コレステロールは健康を阻害する悪者扱いされることが多いですが、免疫細胞の細胞膜の元になり、がんに対する予防効果があります。それだけでなく、男性ホルモンや女性ホルモンの分泌も助ける。男性であればコレステロールを抑制したことで、勃起不全になる人も少なくないんです」

そして、肉を食うなら朝だ。朝からいきなりステーキなんて……と、戸惑うなかれ。「朝ステーキ」健康法には明確なロジックが存在する。自らも「朝ステーキ」を実践する和田氏が言う。

 

「肉のタンパク質を分解する肝臓は朝から午後2時までが活動のピークとなります。夕方以降に食べても、肝臓の働きが悪いため、セロトニンの生成などに繋がらず効果が薄い。肝臓が元気な朝に食べるのが適している」

ステーキの焼き加減はレアがオススメ。肉は加熱をしすぎると肉汁として、タンパク質や脂質が溶け出し、栄養素が損なわれてしまうためだ。

「レアであれば噛む力が弱まった高齢の方でも食べやすく、消化と吸収の面でも良い。量は150〜200gが適当で、部位は赤身肉のヒレがヘルシーで栄養価も高い。

ステーキの付け合わせに最適なのはニンニクです。ニンニクには亜鉛成分が含まれているので男性ホルモンの分泌も促進されます。オリーヴオイルをサッとかけるのも良いでしょう。オリーヴオイルには肉の飽和脂肪酸を中和させる効果があり、身体の酸化を防いで老化や動脈硬化の予防にもなります」(和田氏)

脂肪を摂り過ぎないため、ステーキは週2回程度が最適だが、「肉は身体に悪い」という偏見は捨てるべきだ。肉と上手な付き合いをしていこう。

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『週刊現代』2022年5月28日号より

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