妻が家を出る決断をするまで

一方、自宅では8時45分に男性は娘とともに幼稚園に登園。その姿は実の親子のようで、なんだかとても不思議な感じがしたのです。男性は幼稚園に送った帰りにドラックストアに立ち寄り、トイレットペーパー、子供用歯ブラシ、生理用ナプキン、避妊具、ごま油、割引になったお菓子などを購入。そのセレクトからかなり気がきく性格であるとわかります。

依頼者・亮平さんは、「妻子の無事を確認したい」と心配していたので、無事であることを報告。すると「よかった。本当にありがとうございます」と電話の向こうで泣いていることがわかりました。

 

そして、その夜、報告書をお見せすると、「なんなんですか! これは!!」と気の毒なくらい衝撃を受けていました。そして、「背景を調べてください」とかなり厳しい表情で、私たちに追加調査を依頼。

調べると、男性には離婚歴があり、数年前に妻とマッチングアプリで知り合ったことがわかりました。男性と妻は、お互いの共通の知人がいないことをいいことに、数年間LINEだけの友達を続けていました。お互いの結婚生活のグチを言い合ううちに、心が通じ合っていたのでしょう。

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男性は離婚と同時に地方から上京。そのときに妻は亮平さんの短期海外赴任が重なり、妻はそれまでもやもやと考えていた「家を出る」ことを決行したのだそう。