2022.06.17
# 不動産

6000万円で「マンション投資」に手を出し、“大失敗”したエリート会社員の悲劇

衝動的に始めたばかりに…

株式、投資信託、純金、FX、暗号資産取引……投資の選択肢はさまざま存在するが、不動産投資は非常にポピュラーなものといえるだろう。

個人による不動産投資にも「中古ワンルームマンション投資」「新築アパート1棟投資」といったように複数のパターンがあるが、一部に根強い人気を誇るのが「郊外不動産投資」である。都心回帰が進む令和においても、その注目度はじわじわと高まっているむきも見られるが、ゆるやかに人口減少社会に移行しつつある現代日本において、郊外での不動産投資は果たして“アリ”なのだろうか?

今回の記事では、郊外物件の不動産投資に手を出した男性の実例をご紹介しよう。

「不動産投資」への過大な憧れ

「郊外に投資用物件を買えば、あとは管理会社にまかせておくだけで、ずっと安定した収入が簡単に得られる――数年前の自分は、根拠なくそう信じていましたね」

そう語る辻晴彦さん(仮名・36歳男性)は、都心にある一流私大の経営学部を卒業し、新卒で入社した大手通信会社の法人営業部で課長補佐というポジションをまかされている。独身の辻さんは、休日はサーフィンやゴルフに興じながらも、ときには朝からカフェで語学やマネジメントの勉強に勤しむなど、趣味と自己研鑽に励む充実した日々を謳歌していた。

Photo by iStock
 

そんな辻さんが郊外に投資用マンションを購入したのはいまから4年前、32歳のときだった。

「ぼくの周りにいる大学のゼミの同期や会社の同僚、先輩たちは、優秀な人ばかりです。自分は彼らと比べて飛び抜けたものを持っているわけではありません。

地味だという自覚があるからこそ、成功欲は人一倍強いのかもしれません。劣等感というか、人から“すごい”と思われたい、お金持ちになって周囲にうらやましがられたいと、ずっと思っていました」

SPONSORED