2022.06.05

いまZ世代が「ミニスカート」にハマっている…「スカート丈」流行の変遷が面白い!

松本 英恵 プロフィール

美空ひばりもミニスカートを着用

現代のミニスカートは、1959年、ロンドンのストリートファッションを代表するデザイナーのひとりマリー・クヮントが販売したのが原点だといわれます。しかし、マリー・クヮントがミニスカートの創始者かというと、そういうわけでもないようです。

当時、一部の女性たちがすでにミニスカートを着用しており、マリー・クヮントはいち早く既製服を開発し、販売しました。ストリートファッションが勢いを増し、既製服が普及していく中で、マリー・クヮントのミニスカートは、ストリートファッションの象徴的なアイテムとなったわけです。

マリー・クヮント photo by gettyimages
マリー・クヮント photo by gettyimages

フランスのファッションデザイナー、アンドレ・クレージュは、1964年、パリ・コレクションで最初にミニスカートを発表しました。クレージュが発表したミニスカートはひざ上5cm丈、マリー・クヮントのミニスカートよりも長めの丈でした。パリコレというハイファッションの舞台にミニスカートが登場したことをひとつのきっかけに、ハイファッションの最先端を紹介する雑誌もミニスカートを取り上げるようになり、世界的な流行となっていきます。

アンドレ・クレージュ photo by gettyimages
 
ツイッギー photo by gettyimages
ツイッギー photo by gettyimages

ミニスカートといえば、1967年に来日したイギリスのファッションモデル、ツイッギーが象徴的ですが、60年代の日本を代表するスターたち、たとえば、美空ひばり・江利チエミ・雪村いづみの「三人娘」、中尾ミエ・伊東ゆかり・園まりの「スパーク3人娘」らもミニスカートを着用し、ミニスカートへの憧れと共感を広めるのに一役買いました。

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