2022.06.12
# 節約

72歳の“ケチじょうず”が毎日の暮らしで実践する「極力お金を使わない工夫」【2022年上半期ベスト記事】

2022年上半期で、現代ビジネスで反響の大きかった経済・ビジネス部門のベスト記事をご紹介していきます。3月29日掲載〈72歳の“ケチじょうず”が毎日の暮らしで実践する「極力お金を使わない工夫」〉をご覧ください。

※情報はすべて3月29日時点のものです。

子供のころから貯金が好きで、もう10年以上も「1日1000円」暮らしを実践しているという小笠原洋子さん。

「買わない」「捨てない」を貫いたライフスタイルは、お財布にも地球にもやさしい「ケチカロジー」生活。そんなケチケチ生活から生まれた節約術の本を出版したところ話題になり、雑誌やテレビで幾度も取り上げられるなど、70歳を過ぎて注目を浴びています。

身のまわりのものを減らして、シンプルな生活を心がける。日々の出費を抑えながら、みじめにはならずに、むしろ節約を愉しむ小笠原さんの家計に迫ります。

「ケチ族」流家計簿

「1日1000円生活」をする私は、日々の買い物から、公共料金など月々の支払いまで、家計はなるべくこまめにチェックしなければなりません。ひとり暮らしなので気ままではありますが、ちょっと気をゆるめて贅沢しようものなら、基本が貧しいだけに即ノックアウトです。

倒れてしまわないためには、それなりの工夫が必要です。家計簿をつけるのも一案ですね。

でも、あれは毎日、正確に算出しないと、日々の出費を反省したり調整する役目を果たしません。けれど本格的にやろうとすると、レシートをそろえたり記憶をたどったりで、案外時間がかかるので、私には長続きしそうもない。せっかく分厚い家計簿を買っても、意気込みだけで無駄になりそう……。というわけで、私は家計簿をつけていません。

それに家計簿のように整然と記帳された数字より、実際の残金を肉眼で見たほうが、実感が伝わる場合もあります。そこで私は雑記帳に、毎日、いくら使ったか合計額だけをメモすることにしました。しかもその金額も、ざっとでいいのです。厳密さは束縛感につながりますから。

 

余分な現金は持ち歩きません

毎晩財布を開けて、必ず中をのぞくだけでも、節約の効果ありです。私の場合は、最高にたくさんお金が入っているときでも、1日1000円×1週間分の7000円程度と、予備費の1万円が入っているくらいなので、それを毎日確かめます。

予備費というのは、銀行から1週間分を引き出すのを忘れていたり、思わぬ出費で使い果たしたときのための準備金で、これは普段使いと混ざって使ってしまうことのないよう、クリップで留めて財布に入れてあります。

お財布には予備の千円札も入れてありますが、使ってはいけない印にクリップで留めています。
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