Appleイベント詳報! 3年ぶりの現地開催で示された「変化」と「継続」

最新OSがもたらす「連携」の価値とは

3年ぶりの現地リポート

アップルの年次開発者会議「WWDC 2022」が、米国時間の6月6日から10日までの予定で開催されている。

コロナ禍もあって、2020年、2021年はオンラインのみでの開催だったが、今年はオンラインに加え、一部の開発者とプレス関係者に対し、アップル本社での「リアルイベント」も催された。WWDCとしては3年ぶりのことで、筆者も、カリフォルニア州クパチーノにあるアップル本社を訪れて取材をしている。

【写真】WWDCの基調講演は、3年ぶりに「リアルイベント」としておこなわれたWWDCの基調講演は、3年ぶりに「リアルイベント」としておこなわれた。オンラインと組み合わせるかたちでの開催だ

この秋にアップルが公開する最新のOS群や、新たに発表された「MacBook Air」などについて、詳しく見ていこう。

あえて「アップル本社」で基調講演を開催

「Apple Park」とよばれるアップル本社は、巨大な円形の建物だ。その内部は、一部こそビデオなどで紹介されてきたものの、多くの人に公開されるのは今回が初めてだ。イベントでは、中央のひらけた空間に大きなスクリーンが用意され、オンラインの映像配信で放映されている基調講演と同じものを流すかたちで進められた。

【写真】アップル本社とイベントのスタート時に壇上に姿を見せたティム・クックCEO写真上(2点):アップル本社「Apple Park」の内部。同社の社員を除けば、これまではごく少数の関係者だけに公開されていたが、WWDCでは1000人の開発者とプレス関係者を中に招いた 写真下:イベントのスタート時にティム・クックCEOなどが壇上に姿を見せたが、基本的には「大型ディスプレイに映像を流す」かたちでの基調講演だった

「せっかく現地にいるのに、映像配信を見るなんて」と思うかもしれない。

だが、あたかも音楽フェスのように、オープンスペースで多くの人と一緒に見るのも、それはそれで悪くない体験だった。新型コロナへの感染対策とリアルイベント開催の両立を考えると、現状ではこの形式がベターな選択だったのだろう、と納得している。

そのようなかたちで開催された基調講演では、なにが語られたのか?

大きく分けると3つある。

関連記事