2022.06.20

父の死後、発覚した「58歳隠し子」の衝撃…遺産5000万円をめぐる「思いがけない事態」

原田裕子さん(仮名・48歳)が、80代のお父様を亡くし、お母様と一緒に相談に来られました。前編でお話したように、父親の死後、母との結婚は2度目で、しかも、前妻との間には、現在58歳になる娘が1人いることがわかったそうです。異母姉に会わずに相続手続きをする方法あるのでしょうか――。

 

相続税はかからない

父親の財産は、自宅と預金と株式で総額5000万円ほどだとわかりました。相続人は1人増えて5人になりますので、基礎控除額は6000万円となります。

相続税の基礎控除は、3000万円が基本で、法定相続人の数×600万円を加えたもの。この計算の結果、遺産が基礎控除の金額より低い場合、相続税は発生せず、申告も必要ありません。

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原田さんのケースで基礎控除を確認すると(3000万円 + 5人×600万円 )=6000万円となります。財産が5000万円ですので、基礎控除以下となり、相続税はかかりません。
「相続税の基礎控除の範囲内ですので、相続税の申告は不要だとわかり、安心しました。」と原田さん。

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