提供:資生堂プロフェッショナル

野菜や果物の力を髪と頭皮にいただく―。
自然由来の原料に使用し、サステナブルな視点にも真摯に向き合った新しいコンセプトのサロン向けヘアケアブランド『HAIR KITCHEN(ヘアキッチン)』が資生堂プロフェッショナル株式会社から誕生した。

“HAIR KITCHEN”と名付けられた理由は、野菜や果物の原料を配合したプロダクツの中から、ヘアスタイリストが一人ひとりの髪の個性に合わせたレシピを提案してくれることから。頭皮の状態や仕上がりの質感に合わせてシャンプーとトリートメント をそれぞれセレクトし、アフターケアのミストやオイルまで、自分用にカスタマイズできるというわけだ。

ヘアケアに求める髪への効果や使用感、満足度とサステナブルをいかに共存させるか。妥協せず、こだわったプロダクツ開発のいきさつとは―。

「規格外」の野菜や果物に着目

HAIR KITCHENは、野菜や果物の原料を使用しており、注目すべきは、皮や種子など通常では破棄されるものや、形やサイズ、色などが規格外のために破棄されてしまう「規格外野菜・果物」を積極的に活用しているということ。HAIR KITCHENに使用されている、ユズの種、ミカンの果皮、ペパーミントの葉、マンゴスチンの樹皮、モモの葉などは、通常活用できず廃棄されてしまう部分であった。

写真/HAIR KITCHEN

「ブランド開発当初、身近な果物や野菜に含まれるパワーを、髪や頭皮にも生かすことができるのではないか、とキー成分を持つ素材を探すことからスタートしました。

レモンなど、髪に効果的な成分を持つ素材が定まってきたころ、規格外であるために市場に出回らないレモンが大量に捨てられ、農家の方が困っているというニュースを耳にしました。規格外でも中身の成分に変わりはなく、私たちの研究所でも調べてみたところ、規定外のものもヘアケアに活用できることも証明できました。

ちょうど、環境課題としても“フードロス”が大きな問題となっています。日本でもサステナブルな活動が盛んになってきていますが、ヘアケア業界にもその流れを取り込みたいと考えました。ヘアケア商品として“髪や頭皮によい効果があるもの”、“納得できる使用感”という大原則をキープしながら、サステナブルな視点も取り入れていくことが今の時代とても大切だと感じました。規格外野菜・果物の活用は、この2つを叶える重要な要素になると感じました」と話すのは、資生堂プロフェッショナルブランドユニットの勝見知子さん。

資生堂プロフェッショナルブランドユニットの勝見知子さん

美髪とサステナブルの両立への挑戦

「私たちが野菜や果物に注目した理由のひとつは、“フィトケミカル”のパワーです」と話す勝見さん。

野菜や果物は紫外線や有害物質、あるいは虫など厳しい自然の環境から身を守り、腐らないようにするために、自らの中に色素や香りやアクなどの成分を作り出している。それがフィトケミカルで、数千以上の種類があり、その中でも抗酸化作用をもつものが多いとされている。

「さらに、HAIR KITCHENでは、髪に対する効能だけでなく、先ほどお話したような規格外野菜・果物の活用など、環境、社会にやさしい選択をしていこうという“クリーンビューティ―”の考え方を主軸に置いています」(勝見さん)

具体的な例としては、透明性や倫理性にも配慮した「クリーン処方」を取り入れ、商品それぞれの使用感を大切にしながら、髪や頭皮、地球環境に負荷の少ない配合を目指した。

「フリーフロム処方など、髪や頭皮、環境にやさしい配慮をすると、泡立ちが少なかったり、“きしみ”を感じてしまうなど、使用感への満足感が低下する、という声もいただきました。今回、HAIR KITCHENを開発する際に、もっとも力を入れたのは、このジレンマを解消するということでした。アミノ酸系の洗浄成分を使用することで、シリコンフリーのシャンプーでも驚くほどの泡立ちの良さを実現することができたのです」(勝見さん)

また、髪質や頭皮の状態、悩みによって自由自在に組み合わせできるような設計にもこだわりました。ブランドサイト内にあるレシピチェッカーで質問に答えると、自分の髪に最適な商品を見つけることができるので、試してみては?

【あなたのタイプをチェック!】
HAIR KITCHEN レシピチェッカー

 https://www.hair-kitchen.com/ja/recipe-checker

食糧支援にも売り上げを貢献

HAIR KITCHEN のサステナブルなチャレンジは他にもある。パッケージにはサトウキビ由来のバイオマスプラスチックの容器が採用され、詰め替え・付け替え商品も配置されている。

「たとえば、通常のプラスチック容器と比較して、 詰め替え商品を1品、使用することで、約400gのCO2排出削減につながります。バイオマスプラスチック容器や詰め替え商品の配置によって、年間約100トンのCO2排出量を目指しています」(勝見さん)

また、2021年10月からは、日本初のフードバンクである『セカンドハーベスト・ジャパン』とのコラボレーションにも取り組んでいる。

「セカンドハーベスト・ジャパンでは、まだ食べられるにもかかわらず様々な理由で活用されない食品を受け取り、それを本当に必要とする児童養護施設の子どもたちや生活困窮者に届ける活動を続けていらっしゃいます。HAIR KITCHENで野菜や果物の恩恵を受けている私たちとしても何か協力ができればと思い、売り上げの一部を寄付する活動をはじめました」

「セカンドハーベスト・ジャパン」との活動など、きちんと届く支援の形も積極的にチャレンジしていきたいと勝見さんは話す。

「髪や頭皮にいい」「満足できる使用感」というビューティーの基本もおさえながら、多角的にサステナブルな取り組みにチャレンジしているHAIR KITCHEN。シャンプーひとつでも、自分が選ぶものが地球環境のより良い未来につながっていると、きっと思えるはずだ。

シャンプー3種、トリートメント3種、アフターケアはオイル&ミルク3種のラインナップ。すべてにレモン成分を共通で配合。

左から、ペパーミントの葉エキス配合で清涼感を与える「リフレッシング シャンプー」、ミカンの果皮やオリーブ配合で頭皮にうるおいを与え保護する「バランシング シャンプー」。ユズ種子エキスを配合し頭皮にうるおいを与える「ハイドレイティングシャンプー」。シャンプーはすべて、各230ml ¥2,200、各500ml ¥3,740、レフィル各1000ml ¥6,380

モモ葉エキス配合でまとまりのない髪を補修する「スムージング トリートメント」、マンゴスチン樹皮エキス配合で乾燥髪を補修する「モイスチャライジング トリートメント」、クレソンの葉や茎エキス配合で髪にハリ・コシを与える 「ボリューマイジング トリートメント」。トリートメントはすべて、各230g ¥2,860 500g ¥4,840、レフィル各1000g ¥8,360

アフターケアも3タイプ。マカデミアナッツ油を使った髪につやを与える洗い流さないトリートメント「フィニッシングミスト」、ローズマリー葉油が配合、髪を補整し、しなやかにまとまる「テクスチャライジング ライトミルク」、グレープ種子油配合の髪につやを与え、毛先までなめらかにする「テクスチャライジング リッチオイル」。アフターケアはすべて、各95ml ¥2.640、フィニッシングミスト (レフィル)95ml ¥2,530

※表示価格は参考小売価格(税込)です。価格は店舗によって異なる場合があります。

お問い合わせ先
資生堂プロフェッショナル
『HAIR KITCHEN』

https://www.hair-kitchen.com/ja

取り扱いサロンはこちら 
https://www.hair-kitchen.com/ja/find-a-salon
 

撮影/多田誠一郎(静物)市谷明美(人物)テキスト/牧野容子