突撃ルポで男の子に『パンツ見せてくれませんか?』…元おニャン子・新田恵利が語る「帰りたいあの場所」

週刊現代 プロフィール

Spot 03 ハワイ

1985年の4月から『夕やけニャンニャン』という新番組が始まることになりました。その時に、アシスタントとして『オールナイトフジ女子高生スペシャル』に出た女の子達の中から親の承諾を得ることのできた11人で結成されたのがおニャン子クラブです。

スタッフに指示されたことを「はーい」ってやるだけで日当は5000円。「不二家のバイトよりずっと割がいいじゃん」とか思っていましたね。それどころか、月に換算すると高卒の初任給くらいになるということで、「おニャン子クラブ会員番号4」として活動を始めることに迷いはなかったです。

でも『セーラー服を脱がさないで』という歌のタイトルを聞いた時は尻込みしました。しかも私に与えられたのは「バージンじゃつまらない」という歌詞のパートだったので困惑しちゃって。家で両親の目を見ることができなかった。かといって「パパ、ママ、私は違うからね」って弁解するのも変だしなって、ずっとモヤモヤしていました。

 

セーラー服を脱がさないで』が大ヒットして、おニャン子クラブは広く知られるようになりましたが、いいことなんかほとんどありませんでした。実家の前にファンの男の子達がたむろしているのが怖かったし、街では「新田、新田」って呼び捨てにされるし。ムッとするけどムッとはできないので、聞こえないフリをするんです。すると「すかしてんじゃねぇよ」とか言われちゃって。

歌番組に出演する時も「素人集団ですけど失礼します」みたいな居心地の悪さを感じていました。それでいて番組収録後も雑誌の取材などがあって、帰宅するのは深夜の2時とか3時。6時に起きて学校に行っていたのでクタクタでしたね。

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