2022.06.25
# ドラマ # ジェンダー

作家・歩りえこがヌードに挑んだ理由

「一人旅が私の人生観を変えた」
週刊現代 プロフィール

人生の転機となったアメリカ旅行

プライベートでは2児のシングルマザーである彼女が思い切った行動に出ることができたのはなぜか。そう問いかけるとしばらく考えたあと「旅をしていた時の気持ちを思い出したから、ですかね」という言葉が返ってきた。

歩はバックパッカーとして五大陸、94カ国を主に一人で旅をした経験を持つ。その経験を活かし、『エガオノオト』(2010年・自由国民社)をはじめ、5冊の旅行記・旅行写真集を上梓。特に2012年発売の『ブラを捨て旅に出よう』(講談社文庫)は、色あせることのない瑞々しい表現が今なお評価されており、2020年に女優・水原希子の主演でHuluにてドラマ化された。歩は旅を通して何を感じ、何に目覚めたのか。

 

「学生時代の私は勉強しかしていなかった子で、胸が大きいこともコンプレックスで、それを隠すようにして生活していた。日本特有の固定観念に縛られてずっと生きづらさみたいなものを感じていました。

そんなとき、部活動でやっていたチアリーディングの大会でアメリカのフロリダ州に行ったんです。そこで衝撃的なものを目の当たりにした。ブラジャーをしてない女性たちがたくさん歩いていたんです。Tシャツの下には乳首もはっきり見えているのに、そんなことはお構いなし。その姿が映画『チャーリーズ・エンジェル』の主人公たちのようにかっこよく見えた。

胸が大きいのが目立たないように、前かがみになって生きていた自分が馬鹿らしくなって『私はもっと自由に生きていいんだ!』と思わされました。それをきっかけに世界各国を一人で巡ってみようと思ったんです」

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