2022.07.04
# 投資

「定額の積み立て投資」にも弱点はある?「一括投資」のほうが儲かるケース

それぞれのメリット・デメリット
多くの識者が勧める「ドルコスト平均法」。しかし、それは唯一絶対の投資法なのだろうか? YouTubeチャンネル「聞いてわかる投資本要約チャンネル」の運営者で、著書『お金の名著200冊を読破してわかった! 投資の正解』を発表した投資家のタザキさんは、「一括投資したほうがいい場合もある」と指摘する。積み立て投資か、一括投資か? 永遠のテーマともいえるこの問題について、解説してもらった。

「市場は読めない」からこそ……

本稿では、積み立て投資と一括投資、それぞれの特徴を見ていきます。

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投資は「安く買って、高く売る」が基本で、そのタイミングが成功するに越したことはありません。しかし、今は安いと思っても、そこからさらに安くなったり、今は高いから待とうと思ってるうちに、さらに高くなってしまうことが少なくありません。

経済や相場の専門家でさえ、予想を当てるのは簡単ではありません。ましてアマチュアならなおさらです。

2020年の2、3月にコロナショックで世界的暴落が起こったとき、多くの専門家が「実体経済が冷え込んでいるのに株価が上がるのはおかしい! 二番底が来る!」と言い、それを信じた人たちは絶好の買い場を逃してしまいました。結果的には、世界的に調整することなく、株価は上昇を続けました。

振り返れば、あのときはかなりのバーゲンセールだったと言えます。しかしそれは、後から振り返っているからこそ言えることです。

積み立て投資は、市場タイミングは測れないと割り切り、定期的に購入する手法です。銘柄やアセットクラスを分散するのと同じように、積み立て投資は「時間の分散」を実現します。高値で一括投資するリスクがなくなります。無駄に考えないので、精神的にもとても良く、初心者にもすすめられることが多い手法です。

先ほどのコロナ暴落のときも、一括投資する勇気は持てなくても、機械的に積み立て投資をしていたら、ある程度は恩恵を受けられたでしょう。また、元本があまり多くなくても始めることができ、時間をかければ大きな資産をつくれることもメリットです。

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