2022.06.28
# おにぎり # ランチ

パリで「おにぎり」ブーム到来 鮭、ツナマヨに続き人気の意外な具材

1個400円でもバンバン売れていく
週刊現代 プロフィール

食で世界を制するためには……

「常温で売っていいものは、パンくらいのものです。おむすびをそのまま売るのは衛生基準のグレーゾーンでしたから、厳しい衛生検査を受けて、安全性のエビデンスも提出しています。現在は、日本食の普及のために、衛生基準の緩和を求めてロビイングをしているところです」

もう一つは、EUの輸入規制の問題だ。今年4月から、EU HACCPという認証制度が厳しくなり、動物性の食品は、認証をうけた施設のものでなければEUに輸入できない決まりになったのだ。

衛生基準が厳しいのがハードル

「たとえば卵を使用したマヨネーズの輸入が途絶えて、たいへん困りました。マヨネーズはもともとフランスの調味料ですが、最近では日本製のマヨネーズの人気が高く、ツナマヨのメニューを表示する際も、わざわざ『マヨネーズ・ジャポネーズ』と書いているくらいです。

日本食を世界で普及させていくためには、日本の農水省、経産省にも動いてもらい、このような認証や規制に対応してもらわないといけません」

 

再来年にはパリ・オリンピックの開催も迫っている。おむすびを頬張りながら、スポーツ観戦するパリジャン、パリジェンヌの姿が珍しくなくなる日も近い。

黒板に書かれた文字がビストロのメニューのよう
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