フォーリンラブのバービーさんが芸人として、ひとりの女性として、日頃抱えているモヤモヤと向き合い、自らの言葉で本音を綴っているFRaUweb連載「本音の置き場所」(毎月1回更新)。今回は、バービーさんがInstagramで心惹かれるテキスト投稿を見つけ、それを機に考えたポジティブな未来についてお伝えします。

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Instagramアカウントを5つ持ってる理由

昔々、Instagramといえば、「リア充」と呼ばれる人達の巣窟であったそうな。キラッキラでペラッペラな絵が大半を占めていたのは遥か遠い過去の話。今や、ニュースや最新情報も読めちゃう、便利なツールになったとさ。

アカウントを5つ持っている私。アルゴリズムによって、おすすめで出てくる投稿を分けるため、アカウントを5つ持っている。グルメ情報、着付け、巨大生物、インドの通勤ラッシュ、サレ妻サレ夫漫画、小泉進次郎構文などなど、ジャンルは様々。検索窓のボタンをタップすれば、休日が終わっていたなんてザラだ。

写真提供/バービー

そんな時に見つけたのが、未来への手紙 ネガティブ解消心惹かれるテキスト投稿だった。いくら私がInstagram大好きと言っても、信頼度は別の話。兎にも角にも、信頼できるエビデンスは、勝手にまとめられたInstagramの投稿よりもPDFにまとめられた学論ということで、データ元(*1)を探ってみた。

「京都大学こころの未来研究センター千島雄太特別研究員らの研究グループは、未来について考えることがネガティブ感情を軽減させるのではないかという仮説を立て、未来の自分を想像して手紙を書くことの効果を実 験的に検証しました」

「データは、2020年4月13日〜15日にオンラインで取得され、738 名の実験参加者が 1年後の自分へ手紙を書く『未来への手紙条件』、1年後の自分から現在に手紙を書く『未来からの手紙条件』、現在の生活についてのみを書く『統制条件』にランダムに割り当てられました。実験の前後では感情状態などの測定もしました。分析の結果、『未来への手紙条件』と『未来からの手紙条件』で同程度のネガティブ感情の減少が認められた一方、『統制条件』では大きな変化がありませんでした。さらに、この効果は、手紙を書くことで『現在の状態はずっとは続かない』という認識が高まったためであることがわかりました。今後は、効果の持続性を検討するとともに、手紙を用いた介入プログラムなどを考案する予定です」

これは、コロナ、ウクライナ情勢、円安などで先行きが見えない我らにとって有益なテクニックなのではないだろうか。