参院選の「台風の目」
目下、参院選の台風の目となっているのが、新政党「ごぼうの党」だ。
キーマンとなっているのは、選挙公示日の6月22日に11名の比例代表の立候補を届け出たのが党首で実業家の奥野卓志氏(48歳)。
この奥野氏が率いる「ごぼうの党」は、扱いはいわゆる「諸派」ではあるものの、23日に都庁前で行った街頭演説にはなんと格闘家のボブ・サップとピーター・アーツをゲストとして率いて、道行く人の度肝を抜いた。
「ボブ・サップはなぜか上半身裸で街宣車に乗って『オクノのために日本に来た』と話していました。党首の奥野さんは白髪のカツラに天狗のお面、さらに法被姿でした。ワケがわかりません」(マスコミ関係者)
何かと話題が豊富な「ごぼうの党」だが、あながち泡沫政党とも言えない。俳優の山田孝之、元ジャニーズ事務所の山下智久、ロックバンド「ONE OK ROCK」のボーカル・Taka、ロンドンブーツ1号2号の田村淳、俳優の三浦翔平、ミュージシャンのGACKTなど、多くの有名芸能人がSNSなどを通じて賛同の意を唱えているからである。
