2022.06.30
48歳女性が青ざめた…ワガママな義母と「絶縁」してから気づいた「衝撃の事実」
「死後離婚」のメリットとデメリットパートナーに先立たれた後に「姻族関係終了届」を提出して、事実上離婚をする「死後離婚」を選ぶ人が増えています。夫婦問題の専門家である筆者が相談を受けた伊藤恵子さん(48歳・仮名・会社員)もその一人。
28歳で「授かり婚」した恵子さんでしたが、夫の浮気癖が治らずつらい結婚生活を送っていました。そのうえ夫の味方をする義母からは責められ、同居するように圧力をかけられてきたことは【前編】『28歳妻が絶句…ワンオペ育児中に義母から来た「ヤバすぎる提案」』で紹介した通りです。
引き続き恵子さんが離婚に至るまでを追いかけながら、死後離婚のメリットとデメリットについて解説します。
夫の意外な言い分
恵子さんがはじめて夫に離婚を切り出したのは、子どもが小学校に上がるタイミングでした。「その少し前から働きはじめていたので、経済的に自立できる目途が立ちつつあったのと、子どもの苗字が変わるなら今かな、と思ったので」というのが離婚を切り出した理由。

ところが、あんなにさんざん浮気を繰り返していた夫の言い分は、まるで意外なもの。
「絶対に別れないし、子どもは渡さない。ただ、離婚しないのはお前を愛しているからではなく、オレの体裁が悪くなるから。離婚したことで勤め先の信用もなくしたくない。慰謝料と養育費を狙っているならあきらめろ」
という返答だったのです。