2022.06.29

こんなに暑いのに、安倍元首相が参院選の応援演説に「超熱心」なウラ事情

再々登板に向けた自己アピールか?

選挙期間中に異例の外遊

参議院選の真っ最中にもかかわらず、岸田文雄首相は6月26日未明、日本を離れてドイツに飛び立った。28日までエルマウで開催されるG7サミットに出席し、その後はスペインの首都マドリッドで開催されるNATO首脳会議に参加するためだった。選挙中の首相の外遊は異例だが、安定した内閣支持率に支えられ、下馬評では自民党の勢いに陰りはない。

「今、正に世界の国際秩序が揺らがされている状況にある中で、日本の国益を守るために、そして世界の平和の秩序を守るために国際社会が協力をしている重大な会議が開かれているときに、日本の総理大臣として、もちろん選挙は大事だが、日本の国益のためにこの会議に参加することの意味は大変大きいものがある」

G7に出席した各国首脳陣[Photo by gettyimages]
 

出発前の25日夜、岸田首相は官邸で記者団にこう語っている。そこにはG7の結束にイニシアティブを発揮するとともに、NATOとの連携を新たなステージに引き上げることで、日本のプレゼンスを世界に示したいという野心が見てとれた。さらにいえば、外交通を自負する岸田首相には、参議院選後の政局でその成果を生かしたいという思いもあるはずだ。

しかしトップの地位を維持することは容易なことではない。脅威になりえない野党は論外としても、党内には「次」を狙う野望に満ち溢れている。しかも再々登板を狙っていると見られる人さえ存在するのだ。

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