「日本に旅行したい！」韓国人たち
韓国では現在でも新型コロナの新規感染者数が一日あたり7,000人前後で推移しているものの、3月のピーク時に一日数十万人単位で感染者数が出ていたのと比較すれば明らかに収束に近いといえ、いまや感染者数のニュースに気を留めている人も少なくなっていた印象である。
そんな中で、6月より海外への出入国に関する規制が大幅に緩和されたことで、海外渡航への機運が高まっている。が、じつは厳しい現実にも直面しており、喜んでばかりいられない実情が浮かび上がってきている。
韓国で「海外旅行機運」が高まっている photo/gettyimages
海外渡航に関する規制の緩和とともに、仁川空港が24時間運営を再開することを発表。さらに、第2の都市・釜山からの日本便も福岡便を皮切りに関空、札幌と順次再開の予定となっている。
また、SNSやテレビのホームショッピングを通じて海外旅行商品の宣伝も盛んになってきた。
やはり、手っ取り早く行ける旅行先として東南アジアやグアム、サイパンといったリゾート地の人気が高いほか、旅行のみならず夏休みを利用した短期語学留学などで英語圏で行くプログラムも3年ぶりに増加の見込みとのことで好評を博している。
そして、中でも日本への旅行にはひときわ熱い注目が集まっている。
