国土交通省に激震「菅義偉・前首相に左遷されたエース」が帰ってきた

「鉄運機構」に出向させられ…

次官レースへの「復活」

国土交通省の幹部人事が発表された。事務次官に旧運輸省出身の藤井直樹国交審議官('83年入省)が就任するのは大方の予想通りだったが、藤井氏の後任に鉄道建設・運輸施設整備支援機構の副理事長として出向中の水嶋智氏('86年旧運輸省)が充てられ、省内では「左遷されていたエースが、次官レースに復活した」と話題になっている。

水嶋氏が鉄運機構に出向したのは、次官への足がかりとなる官房長になって半年後、'21年1月のことだ。北陸新幹線の開業が遅れた責任を負って、機構の正副理事長が辞任したことを受け、その立て直し役を任されたというのが表向きの形だった。

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だが省内では「重要ポストの官房長を任期途中で替えるなんて、異例中の異例。事実上の更迭だ」との見方が広がった。当時の経緯を知る政府関係者は「水嶋氏は官房長に就く前の鉄道局長時代、開業遅れ問題を把握していながら十分な対応ができず、菅義偉前首相の怒りを買った」と語る。

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