元事務局長を検察が捜査
東京五輪・パラリンピックの組織委員会は6月末で解散する予定だ。
しかしその裏で、東京地検特捜部は大会運営を巡る内偵捜査を進めている。
捜査対象は、内閣府で組織委員会をサポートする役割を担った「東京オリンピック競技大会・東京パラリンピック競技大会推進本部事務局」(オリパラ事務局)の平田竹男元事務局長である。

平田氏は元通産官僚で、'02年には日本サッカー協会の専務理事を務めた経験もある。
菅義偉前総理の後押しもあって、'13年にオリパラ事務局長に就任したのだが、昨夏、ある疑惑が報じられたことで職を辞すこととなった。