2022.07.01
# 音楽

K-POPボーイズグループの「グループカラー」「メンバーカラー」が示す意外な意味

カラーコンサルタントが解説

BTSがソロ活動を本格化

韓国の人気音楽グループBTS(防弾少年団)は、6月10日、アンソロジー形式のニューアルバム『Proof』を発売。13日には、デビュー9周年を記念し、東京・渋谷など5都市で特別映像が放映されました。しかし14日夜、YouTubeの公式チャンネル『BANGTANTV』の中で、メンバー全員がソロ活動を本格化することを明かし、メンバー各自の思いが虚心坦懐に語られました。

15日、所属事務所であるHYBE(ハイブ)は、解散や活動休止ではなく「グループ活動と個別活動を並行する新たな章を始める」と発表しましたが、HYBEの株価は15日のソウル市場で一時23%安と、過去最大の下げを記録しました。世界中のファンダム「ARMY」はもちろん、社会的な関心を集めています。

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その一方で、ニューアルバム『Proof』の売上は好調で、15日発表の「オリコン週間デジタルアルバムランキング」で初登場1位を獲得。同日発表の「Billboard JAPANダウンロード・アルバム・チャート“Download Albums”」でも、2位以下を大きく引き離してDLアルバム首位を獲得しました。

BTSが海外進出を果たした背景には、韓国が国家的な規模でK-POPをはじめとするエンターテイメントを商品として、海外への宣伝と輸出を積極的に推し進めてきたことがあげられます。韓国の人口は約5,183万人(出典:2020年、韓国統計庁)であり、自国の市場規模はそれほど大きくありません。音楽市場については、アメリカ合衆国と日本の2国合計で、世界シェアの約50%を占めており、日米の音楽市場を見据えて活動してきました。

 

BTSはK-POPの中でも、目覚ましい成果を上げましたが、韓国人男性には2年間の兵役があり、韓国国内では「兵役逃れ」に対して厳しい意見も聞かれます。

『BANGTANTV』の中で、兵役のことは触れられませんでしたが、最年長メンバーのJIN(ジン:1992年生まれ)は、今年中に入隊する可能性があり、最年少メンバーのJUNG KOOK(ジョングク:愛称グク:1997年生まれ)が兵役を終えるまで、数年かかります。BTSが活動を休止せざるを得ない状況になれば、韓国経済にとって相当な打撃になるものになると思われます。他の男性芸能人と同じように、BTSもグループとしてのキャリアの中断を余儀なくされるのであれば、メンバー全員がソロ活動を本格化するという方針は、実は前向きな選択なのかもしれません。

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