カツカレーはどう食べるのが「一番楽しいか」、実験したら「いろんなこと」が見えてきた…!

カツにカレーをかけるべきか?

カツカレーは少し不思議な食べ物である。

カレーライスにカツレツがのっかった食べ物であり、少し強引な取り合わせである。

読売ジャイアンツ「背番号3番」だった千葉茂が、銀座の洋食店で無理やり注文して作ってもらったのが始まりの一つ、という話が私は好きで、「猛牛」と仇名された闘将が、無茶を承知で頼んだというところが、この組み合わせの強引さを物語っている。

〔PHOTO〕iStock
 

先だっても、カツカレーが名物といわれる店に行った。

何種類かのカツがあって、のせるカツも選べる。

メンチカツカレーを頼んだ。

カツは注文を受けてから揚げている。うまそうである。

アツアツのメンチカツが揚げられ、ライスにのせられてカレーがたっぷりかけられる。

ただちょっと残念だったのは、メンチカツにくまなくカレーがかけられていることだった。

ほぼカレーの海に沈んでいる。

ううぬ。

昭和のころによくあった立ち食いカレー店での安いカツカレーだったら、これでいい。

ああいうところは、揚げて何時間か放置されたカツを出してくれていたので、いろんなものを覆い隠すようにカツ全体にカレーがかけられていることが多かった。それでよかった。

ただ、いま頼んだのは、目の前で揚げていたカツである。

カツそのものもすごく美味しそうだった。

何もかかってない部分を食べたかったなあ、とおもったばかりである。

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