1ドル=136円…なぜ「異常な円安」は止まらないのか? その「根本的な理由」

24年ぶりの円安水準

外国為替市場で、わが国の円が米ドルをはじめとする主要な通貨に対して減価傾向で推移している。

6月22日には一時、ドル/円の為替レートが136円70銭台まで下落(ドル高・円安が進行)した。

24年ぶりの円安水準だ。

〔PHOTO〕iStock
 

年初来から6月28日までの間、円はドルに対して15.5%下落した。

為替レートの理論値に関する考え方の一つである“購買力平価”などに比べ、現実に取引されている円はかなり安い。

その背景として、1990年以降にわが国経済が直面してきた複数の問題が深刻化していることが大きい。

その一つが内需の低迷だ。

需要が増えないため、わが国の企業は海外の企業に比べて購買力が低下している。

足許では、世界全体でインフレが最大の問題となっている。

経済が脱グローバル化し、世界全体で企業がコストプッシュ圧力の高まりに直面している。

内外金利の拡大観測が加わることによって主要通貨に対して円は弱含みの展開が予想される。

輸入物価の上昇などによって生活水準の引き下げを余儀なくされる家計は増えるだろう。

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