2022.07.12

相続したのは「築40年のアパート」…タワマン住み替えで“一発逆転”した60代男性のその後

今回の相談者は、60代の福田さんです。昨年亡くなった母親の相続の件で相談に見えました。相続人は福田さんと独身の弟のふたりで、相続するのは、実家とアパート、貸し宅地、現預金だと言います。けれども前編でお話したように、母親の残した預金では、相続税を支払うと現金がまったく残らない状況でした――。

 

かさむ修繕費

現金を残すことを考えると、土地の一部を売らないといけません。

相続税と弟への分割金を捻出するには、貸し宅地のある土地を半分程度は売ることになってしまいます。しかし、この土地は奥に長い長方形であり、2分割すると奥が旗竿地になってしまいます。

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また、自宅とアパートは古い木造のため、これから修繕費がかかりそうです。自宅の建物は40坪近くあり、福田さん夫婦だけで住むには広すぎることも懸念点です。

そして、アパートが立つ土地も旗竿地の不整形地です。現況のままでは売れません。
一部を切り売りするより、すべて売却したほうが効率的です。

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