フリーアナウンサー中村仁美さんのFRaU Web連載「騒がしくも愛おしい日々」(毎月1回・第1水曜日更新)。さまぁ~ずの大竹一樹さんとの結婚後、母として、妻として、そして一人の女性として、感じたこと、考えたことを、中村仁美さんならではの目線で綴っています。

今回は3歳を迎えた三男くんの成長を振り返ると共に、日常に散らばった「可愛くて仕方ない瞬間」を拾い上げ、愛たっぷりに伝えていただきました。長男、次男、と育ててきて気づいた「変化」や、兄弟間で繰り広げられる愛おしいやりとりにも注目です!

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これが最後……三男に抱く「矛盾した思い」

人見知りせず、甘え上手で誰にでも抱っこをせがむ、“THE末っ子”気質の三男が、無事に3歳になりました。
兄達の影響か、それとも夫が原因か、言葉遣いはめっぽう悪いのですが、一生懸命おしゃべりする声はまだ高く、ムチムチの体に、あどけないその表情、はあああ、可愛すぎて、いつだって抱きしめたくなります。

カエルちゃんの体調を確認する三男。悪いところはなかった、そうです(笑) 写真提供:中村仁美

長男、次男が3歳の時には次の子を妊娠していましたが、今回は妊娠どころか、更年期を見据える母。
赤ちゃんとの生活は、いよいよこれが最後となりました。

サイズアウトしても弟のためにと取っておいた、兄2人が着古した洋服は、もう充分活躍した!と、これを機に気持ちよく処分しています。
長らく玄関を占領し、今は荷物置きと化しているベビーカーも、大量買いしていたオムツも、いよいよ家から姿を消す日が近づいてきました。

息子達が大きくなったら子供グッズはごっそり捨てて、大人のインテリアにするんだ!!
そう、ずっと待ち望んでいたはずなのに。
1つずつ、赤ちゃんグッズが不要になっていく度に、寂しさを感じずにはいられないのです。

とは言え、壁やドアには三男が油性ペンで書いた落書きがあり、ソファは家族以外の人が座るのをためらう程汚れている、片づけても片づけても、気が付くと部屋は散らかっていて、まだまだ憧れの大人の空間にはほど遠い……。

“丁寧なくらし”って?
“叱らない子育て”って??
片付かない部屋を見て、毎夜ため息が出てしまうのですが、それでも、1日でも早く大きくなって欲しいと願っていた長男の時とは違い、大変でもいいから、面倒でもいいから、このままでいて欲しい、と末っ子の三男には矛盾した思いを抱いてしまいます。