長男、次男の時にはなかったこと
そして何より、こちらの気力と体力、この差が一番大きいかもしれません。
夕食の片付けが終わり、やっとやっとソファに寝ころび、私の母スイッチはオフ状態なのに、
「まま~しゅうのうるとらまんは~? どこ~??」と聞かれようものなら
「ママは分かんないな~、お兄ちゃんに聞いてごらん」と、長男にふる。
「るーたん、しゅうのうるとらまんは~?」
長男、一瞬おもちゃ箱を遠目から確認するも「えー分かんない」と一言。
「ままー、るーたん、しらないってー」と戻ってきた三男に
「じゃあ、たいちゃんにお願いしてみな!」
と、次男へふると、間髪入れずに「知らん!」と次男が一蹴。
タライ回しにされた三男が「ねーえー! みーんな しらないっていうじゃーん! しゅう ひとりぼっちじゃ わかんなーい!」と、泣きべそをかきながらおもちゃ箱をひっくり返していました。
そんな真っ当な文句を言いながら怒っている三男が可愛すぎて、母も重い腰をあげ、ウルトラマンを探しながら、うん、こんなことは長男、次男の時にはなかったな、と。
幼少期、なんでも言えばやってもらえ、いや、言う前から準備されていて、常に周囲の大人達の十分なケアを受けながら育ってきた長男達と比べると、その差は歴然です。