2022.07.10
# 韓国

日韓関係改善ムードだそうだが、まず韓国の謝罪と償いがスタート地点

本来なら経済制裁でもおかしくない

北方領土への侵略

ロシアのウクライナ侵攻については、3月18日公開「プーチンだけが悪玉か―米国の『幅寄せ、煽り運転』がもたらしたもの」、3月29日公開「まさかRIC=露印中が大同団結?『第2次冷戦』の世界の本音とは」などで詳しく述べた。

ロシアが手を出したことは悪いが、「手を出させた」米国にも大きな非がある。だからこの問題について、日本はもっとグローバルな視点で考え(世界は欧米だけではない)、冷静な判断によって「日本の国益」を守ることに注力すべきだと考える。

実際、ウクライナが元々旧ソ連の一部であり、多数のロシア系住民が過去も現在も同国に住んでいるのは否定できない事実である。この点については、私が執行パートナーを務める人間経済科学研究所フェロー・八幡和郎氏の研究レポート「ウクライナ紛争はロシアvs十字軍の最終決戦だ」「北方領土不法占拠者の四割はウクライナ人である」を参照いただきたい。

そして、「ウクライナ侵攻」以上に、我々が「日本の国益」に関してもっと真剣に議論すべきことがある。

 

第2次世界大戦末期の1945年8月9日、ソ連は、当時まだ有効であった日ソ中立条約に違反して対日参戦した。さらに卑怯にも日本がポツダム宣言を受諾した後の8月28日から9月5日までの間に北方4島のすべてを占領した。

ウクライナと違って、当時4島にはソ連人は1人もおらず、日本人は4島全体で約1万7000人が住んでいたが、ソ連は1946年に4島を一方的に自国領に「編入」する。さらに、1948年までに全ての日本人を強制退去させた。

この不法占拠は全く許しがたいが、日本が不法占拠されているのは北方領土だけではない。

竹島  by Gettyimages

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