参院選、自公「圧勝」後に起こりうる“恐ろしいシナリオ”…「辛勝」の方がまだマシだ

もっと政策論議を起こすべきだろう

「野党の勝利」はないだろう

参院選の投開票日が7月10日に迫った。マスコミ各社の事前予想によれば、自民、公明の与党が勝利する一方、野党は大きく議席を減らしそうだ。はたして、そうなるかどうか。与党圧勝と与党辛勝、与党敗北の3つに分けて、今後の政治シナリオを占ってみる。

まず、与党が55議席を獲得できず、非改選の70議席を含めても、参院全体の過半数である125議席を得られずに「敗北する」ケースだ。衆院は与党が多数を占めているが、国会は衆参で多数派が入れ替わる「ねじれ状態」になる。与党の法案は簡単に成立せず、政治は混迷状態に陥る。

これは、さすがにないだろう。ロシアによるウクライナ侵略戦争が世界を揺るがすなか「憲法9条を守れ」と叫ぶだけの野党が、国民の大きな支持を集めるとは考えにくい。野党第1党の立民への支持は盛り上がっていない。社民党は党の存続さえ危ぶまれている。

日本記者クラブにて会見する各党の党首たち[Photo by gettyimages]
 
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