2022.07.15
# エンタメ

話し相手を気持ちよくさせる秘術を知る「幻の芸人」が生存していた

世界でたった6人しかいない絶滅危惧種
週刊現代 プロフィール

「最後の幇間」として

昭和10年頃の記録によりますと、全国で470人の幇間がいたそうです。しかし、昭和33年3月31日に売春防止法というのが施行されまして、「赤線」の灯が消えました。それで江戸から続いてきた花街の風情も無くなって、幇間もずいぶん少なくなってしまいました。

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私の尊敬する悠玄亭玉介という幇間の大師匠は、「最後の幇間」なんて言われましたが、赤線があった頃の風情を知る最後の世代だったということで、そう呼ばれたんでしょう。いま浅草にいる6人の幇間は、悠玄亭玉介の弟子筋にあたります。

その6人の中で、最後に弟子入りしたのが私、八好でございます。そういう意味では、いまのところ令和の「最後の幇間」ともいえますかね。

 

江戸時代から脈々と受け継がれた伝統芸といっても、まったく堅苦しいものではない。究極の「ヨイショ芸」を見に、浅草の花街に出かけてみてはどうだろう? 
後編「世界に6人しかいない「座持ちの達人」に教わる、惚れさせる技術」では、どんな会議や宴会でも座持ちをよくする究極の幇間流トーク術を伝授してもらう。

【告知】2022年9月3日15時半~、日比谷の日本外国特派員協会にて、『幇間 宵の口お座敷芸』が開かれます。食事とお酒を楽しみながら、生の幇間芸が見られる機会です(A席12000円、B席10000円)。チケットの問い合わせは、株式会社イーアート(メール/hayano@e-art.ne.jp 電話/090-1208-3237)

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