2022.07.15
# エンタメ

世界に6人しかいない「座持ちの達人」に教わる、惚れさせる技術

この話し方で、どんな相手も落とせます
世界にたった6人しかいない「ヨイショ芸」のエキスパート「幇間(ほうかん)」。前編「話し相手を気持ちよくさせる秘術を知る「幻の芸人」が生存していた」では、その仕事ぶりと歴史を紹介した。「座持ちの良さ」は世界一のプロのタイコモチに学ぶ、絶対に人に好かれる「話し方」とは。

人と人との間(あいだ)をたすける

ども! ちは!

浅草で幇間(ほうかん)をしております、松廼家八好(まつのやはちこう)でございます。

コロナ禍もあって、浅草の花街は文字通り灯が消えたような時期が続きました。皆様方も宴会や酒席から、ずいぶん足が遠のいたのではないでしょうか。なかには、テレワークで人と顔を合わせることもほとんどなかったという人もいらっしゃるかもしれません。

 

それでも結局、世の中は人と人。顔を合わせる人間関係があって初めて成り立つものです。幇間という字は「間を幇ける(たすける)」と書きます。お客さんとお客さん、あるいはお客さんと芸者のあいだを取り持ってたすける。

よく「座持ちがいい」なんて言い方をしますが、宴席でふとシラケそうな間ができたら、それをたすけて場を持たせるのも私どもの仕事でございます。

みなさんも、食事の席や会議、パーティで「どうやって場を持たせればいいんだろう」「きまずいなあ」「もっと楽しくお話したいのに」なんて感じることはありませんか。そんなときに、「間をたすける」コツを、いくつかご紹介したいと思います。

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