2022.07.21
# 井上尚弥

フェザー級でも対応できる。「最強王者」井上尚弥の未来

父・真吾トレーナーが振りかえる
去る6月7日、WBC世界バンタム級王者であったノニト・ドネアを倒し、WBC、WBA、IBFの3団体王者となった井上尚弥さん。『The RING』から世界最強王者に選定され、豪快なパンチでKOを奪い続ける姿はまさに「モンスター」。
そんな井上尚弥さんの父親兼専属トレーナーであり、『努力は天才に勝る!』の著者である井上真吾さんへの、ドネア戦に関するインタビューを前後編に分けてお届けします。

前編:なぜ井上尚弥は、ダウンを奪った後「行かないよ」と言ったのか?

絶対に隙を作らない

:今回のドネアとの試合で、印象的だったのは、尚弥さんがつねにガードを高くしてらしたことでした。そのハイガードのポジションから強いパンチを打ち込むのは非常にむずかしいと思うのですが、やり遂げましたね。

真吾:それは今回に限らず、ずうっと言い続けてきたことですが、たしかに今回特に気をつけていたことの一つでもありました。まずはガードだよ、カバーだよとずっと言っていましたから。とにかくドネア相手には、隙を作ってはダメなんです。その些細な隙を絶対ドネアは突いてくる、そういう経験、キャリアがあるので。

 

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