2022.08.14
# エンタメ # スポーツ

帝京高校・前田名誉監督が教え子「とんねるず石橋貴明」から教わった大切なこと

「謙虚な成功者」の原点
全国制覇3回、甲子園通算51勝(夏30勝、春21勝)――。甲子園の名将として知られ、数多くのプロ野球選手を輩出、初の著書『いいところをどんどん伸ばす 帝京高校・前田流 「伸びしろ」の見つけ方・育て方』も上梓したばかりの帝京高校・前田三夫名誉監督の教え子には、あのとんねるずの石橋貴明がいる。本気でプロ野球選手を目指していた石橋少年は、なぜ芸能界で大成功することができたのだろうか?

「演芸大会」は石橋貴明の独壇場だった

帝京高校野球部の卒業生の中には、異色の経歴を持った教え子もいます。みんながみんな、大学まで野球を続けたわけではありませんし、野球とはまったく違う道を歩んだOBだって数多くいます。

人気お笑いコンビ「とんねるず」の石橋貴明がその代表格です。彼の芸能界での経歴はもはや説明するまでもないでしょう。一時期はテレビにラジオにCMと引っ張りだこで、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いがありました。
(また、昨年4月からは、石橋さんが球界のトピックスを深堀りする番組「日本生命 presents 石橋貴明のGATE7」がTBSラジオで毎週日曜7時に放送中です)

株式会社TBSラジオ プレスリリースより
 

その彼も帝京の野球部出身なのですが、野球の実力のほうは――。率直に言えば厳しいものがありました。

毎年お正月に放送されるテレビの特番で、彼の打撃フォームを見たことのある人ならお気づきかもしれませんが、とにかく体の柔軟性に欠けていたので、レギュラーとしてベンチ入り登録をするには至りませんでした。

一方で、彼が野球少年であったことは事実でした。その代わり、野球の練習や試合以外の場所、合宿先などで夜、余興をやらせたら彼の右に出る者はいませんでした。

ある旅館に宿泊していたときのこと。選手全員をリラックスさせようと、時間にして1時間ほどの「演芸大会」を開催したのですが、まさに石橋の独壇場でした。

彼らが授業を受けている先生のモノマネにはじまり、高校野球の球場での応援風景やプロ野球選手のモノマネ、最後には私の指導しているときのモノマネなど、とにかくレパートリーが幅広く、選手全員がドッと大きな声で笑うほどに盛り上がっていたのです。

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