「敵ながらあっぱれ」安倍元首相の死を悲しむ良識的中国人の「本音」

「死を喜ぶのは間違っている」

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中国の芸能界から叩き出せ

中国のネット民たちは、「安倍哀悼コメント」を出す台湾人や香港人に対しても批判の矛先を向けている。

台湾人気女性タレントの陶晶瑩は台北101タワーに灯された安倍晋三への哀悼メッセージの写真と共に、「安倍晋三は永遠の友達」との言葉を微博に投稿した。これに対し中国ネット民からは、「大陸で稼いでいるくせに」「こいつを中国の芸能界から叩き出せ」などの批判が殺到し、微博のコメント欄を封鎖せざるを得なくなってしまった。

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また、香港俳優・余文楽は自身のインスタグラムに安倍晋三の写真と共にR.I.Pと投稿し、微博では無言を貫いていた。その結果、「コウモリみたいに卑怯な野郎だ」などと批判が殺到している。

一方で、「こうした状況下では口に出して言いにくいですが、中国人の中にも安倍元首相の功績を称える者は少なくない」と話すのは、中国人ジャーナリストの周来友氏だ。

「日本でも、ビジネスマンには安倍氏の支持者が多かったと思いますが、中国人も同じで、日中ビジネスに関わっている人は安倍政権下で恩恵を実感した。例えば安倍氏が進めたインバウンド政策は、日中双方の観光業に好景気をもたらしました」

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