2022.07.14

75歳女性が絶句…介護施設で受けた「セクハラ被害」の過酷な実態

快適に暮らしていたはずが…

要介護1と認定されて

認知症などで自宅での介護が難しくなった高齢者の受け入れ先として、注目が高まっているのがグループホームです。高額な有料老人ホームなどに比べると、費用も比較的リーズナブルで、小規模で家庭的な環境で暮らせることが大きな魅力です。しかし、こうした特徴が思わぬ不幸を招くこともあります。

関東地方にある認知症対応型グループホームで起きた出来事は、まさにそうしたケースでした。筆者が取材した実例を参照しつつ、グループホームに入居するうえでの知っておくべき重要な問題について、考えてみましょう。

Photo by iStock
 

坪田弘子さん(仮名、以下同)は、現在75歳。色白で白髪のショートヘアの似合う美人です。5年前に夫を亡くしてからは自宅で一人暮らしをしていましたが、アルツハイマー型認知症を患っています。

「一人暮らしを始めた頃はかなり落ち込んでいました。亭主関白だった父への愚痴をよく聞かされていましたから、一人になっても落ち込むことはないと思っていたのですが、そんなことはないものですね。父の死後1年が過ぎた頃から徐々に落ち着いていたのですが、母に認知症の症状が出てきたのはその頃からです」と娘の真由美さんは言います。

近所のスーパーに買い物に行って帰れなくなったり、捜し物が見つからないと言って夜中にお隣の玄関で呼び鈴を鳴らし続けたりしたこともありました。介護認定を申請したところ、要介護1の判定を受けました。

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