2022.07.14

施設で「セクハラ被害」に遭った75歳女性が、加害者の娘に言われた「衝撃の一言」

まったく落ち度はないのに…

アルツハイマー型認知症の診断を受けて、グループホームで快適に生活していた坪田弘子さん(75歳・仮名、以下同)。しかし飯田健一さん(75歳)が入居してきたことで、その暮らしは一変しました。

認知症とうつ病を患っている飯田さんは、普段は冗談も口にする落ち着いた男性なのですが、時おり性的な欲求を抑えられず、女性入居者の入浴を覗くなど問題行動を繰り返していました。特に性格がおとなしく抗議できない弘子さんは標的にされており、その娘の真由美さんは頭を抱えています。

こういったグループホーム、老人ホームでの性の問題にどう取り組めばいいのか、【前編】『75歳女性が絶句…介護施設で受けた「セクハラ被害」の過酷な実態』に引き続き、実例を踏まえつつ考えてみましょう。

Photo by iStock
 

被害が拡大していった…

面会に行った際、真由美さんも母・弘子さんからのぞきの被害について相談をうけていましたから、施設に対しそれとなく報告したのですが、「できるだけのことはしているのですが、手が回らない時もあるので、申し訳ありません」と謝られるばかりでした。

施設としても可能な限りの対応はしていますし、それ以上なにか手を打てる問題ではないと考えたのでしょう。

しかし、飯田さんの行動は収まるどころかエスカレートしていきました。次第に、女性職員のお尻や胸を強く触りはじめたのです。

職員の中には利用者からの接触をある程度、受け入れる人と、全く受け入れない人がいます。この施設に限らず、高齢の男性利用者が若い職員に近寄るケースは多く、その中でも彼らを適当にあしらうタイプもいれば、嫌悪感が顔に出る人もいます。そうなると職員の間でもお互いに意見が分かれてしまうのも、施設としては頭の痛いところです。

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